シオ

書名
書名ヨミシオ
副書名ものと人間の文化史
副書名ヨミモノトニンゲンノブンカシ
叢書名-
巻次等-
装丁258p
著者名平島裕正著
著者名ヨミヒラシマ ヒロマサ
出版者等法政大学出版局
出版年197305
内容◇1部 塩と人間
◇ 1 人間の生存と塩
◇ (消化作用の主役 民族による食習慣の違い)
◇ 2 人間の寿命と塩
◇ (血圧への影響 無塩の意味 ガンとの関係 食事のバランス)
◇ 3 動植物にも必要な塩
◇ (猿と馬の生態 塩と牛飼い 塩と狼(山犬) 塩土と伝書鳩 塩と狩り猟 塩の◇ 好きな植物 塩と作物づくり)
◇ 4 人間の活動と塩
◇ (汗に含まれる塩 生理と食塩水)
◇ 5 保健と美容と塩
◇ (循環と漂泊 浸透圧の相似 塩湯の効用 塩を用いる民間療法)
◇ 6 調味料としての塩
◇ (史前人の遺跡と塩 塩と火との縁由 塩ふり3年 日本料理のはじまり 塩気と◇ 味とりの神髄 味の忍者隠し味 あら塩の持ち味 中国四川の塩と料理 食味と気◇ (藻塩の効用 「塩梅」と「海の砂糖」 香辛料の使い方 麺をつくるコツ タク◇ アンと大根 季節の鍋物 酒の肴 甘味をだす塩)
◇ 7 保存料としての塩
◇ (ミイラの意味 塩蔵法−醤の起こり 真菜と粗菜 梅干しのこと 阿母の味 塩◇ 噌の銭 濃口と淡口 納豆と豆腐と「塩の道」)
◇ 8 塩の害と死海の秘密
◇ (ソルト・ライスと塩の砂漠 シルクとソルト 文明の萌芽と塩)
◇2部 塩の発見から製塩へ
◇ 1 「地の塩」と伝説
◇ 2 火と塩と石
◇ (火食を知る わが国の神事と献塩 火継ぎと山の神 塩分への欲求 塩と交換さ◇ れた石)
◇ 3 「神泉塩井」と弘法大師の法力
◇ (塩と文明の始源 「ウミ」と「ヤマ」の意味するもの 海塩と日本の国 日本で◇ の山塩 井塩のこと ヤマサチヒコの伝説 『風土記』の中から)
◇ 4 塩づくりの始め
◇ (塩土老翁 藻塩焼き製塩と黒い塩 産塩地 海水直煮製塩 製塩土器)
◇ 5 揚浜から入浜の塩田時代
◇ (日本式「天日製塩」 製塩関係者の記念碑 瀬戸内海の沿岸と塩田 赤穂の製塩◇ 塩田労働者の作業組織と賃金)
◇ 6 枝条架流下式から近代式製塩へ
◇ (採鹹の革新 静かな塩田 日本塩業の革命 水と塩の相互利用 海の水と塩の由◇ 来 塩釜神社の由来 塩の用途の移り変わり 輸入塩の影響 今は昔の塩の村)
◇ (浜道具のあれこれ 生産統制 販売統制「塩座」 塩尻と塩街道 塩と税金 塩◇ と政治 維新回天劇と甘辛秘話 中世と塩商人 塩に縁ある各地の名産)
◇3部 塩と文化
◇ 1 扱うものの影響力
◇ (鞄屋と塩屋 塩の豊かな人)
◇ 2 親子のきずな
◇ (手塩にかける 人は「地の塩」 子宝と塩の習俗 「塩馴る」と「塩たらず」)◇ 3 塩と呪術
◇ 4 招福・延命の願いと塩
◇ (和布刈の神事 ミソギとタマ 塩の呼称 農事と塩 シンボルとしての塩)
◇ 5 塩と女
◇ (初夜権 出産率を左右するもの しおらしい 塩のなる木 盛り塩 灰縄づくり◇ の故事)
◇ 6 塩をめぐる「民話」と「民謡」
◇ (鹿塩の物見石 塩売石の由来 土佐の相撲 山男の塩買い)
◇ 7 戦国の世と塩
◇ (塩のつく地名の起こり 敵に塩を贈る 塩市のいわれ 塩をなかに信長と家康の◇ 味 いちばんうまくて、まずいもの 興津鯛と佃煮 「やっほ」の教訓 塩と戦
◇ 不変の価値)
◇ 8 塩と「忠臣蔵」の背景
◇ (性格の違い 怨みのもと)
◇おわりに
棚番号D11
請求記号669--SO
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