生命にとって塩とは何か 土と食の塩過剰
セイメイニトッテシオトワナニカ

書名生命にとって塩とは何か 土と食の塩過剰
書名ヨミセイメイニトッテシオトワナニカ
副書名自然と科学技術シリーズ
副書名ヨミシゼントカガクギジュツシリーズ
叢書名-
巻次等-
装丁201p
著者名高橋英一著
著者名ヨミタカハシ エイイチ
出版者等農山漁村文化協会
出版年1987
内容◇はじめに−今、なぜ“塩”なのか
◇1章 海から陸へ−生命の進化と塩−
◇ 1 海と生命の誕生
◇ 1 海の水はなぜ“しおからい”か
◇ 2 海の水にはなぜナトリウムが多いか
◇ 3 生命はなぜ海で誕生したか
◇ 2 海中における生物の進化
◇ 1 初期の生命−光合成細菌とらん藻
◇ 2 生物界の一大エネルギー革命
◇ 3 遺伝情報の発達
◇ 4 体の中はカリウム優先
◇ 5 陸への進出のお膳立て
◇ 3 植物は陸上環境にどう適応していったか
◇ 1 水不足とのたたかい
◇ 2 気孔の形成が矛盾を解決
◇ 3 子孫を残す新しい手段の獲得
◇ 4 維管束植物の適応戦略
◇ 4 海の衣をまとった動物と脱ぎ捨てた植物
◇ 1 動物の上陸と呼吸器官の発達
◇ 2 外気への対応の動物と植物の違い
◇ 3 海を脱ぎすてた植物
◇2章 動物にとって塩とは
◇ 1 海にすむ動物の場合
◇ 1 海水への適応のしくみ−体液の調節
◇ 2 適応の二つのタイプ−順応型と調節型
◇ 3 動物の体液は内なる海
◇ 2 陸にすむ動物の場合
◇ 1 われは海の子
◇ 2 塩分をどこからとるか
◇ 3 塩はなぜ必要なのか
◇ 4 塩分が不足するとどうなるか
◇ 5 塩分をとりすぎるとどうなるか
◇ 6 塩分調節のしくみ
◇3章 植物にとって塩とは
◇ 1 カリウムの好きな海藻
◇ 2 陸上植物の塩害
◇ 1 塩害はこうしておこる
◇ 2 イネの塩害
◇ 3 塩に強い植物もある
◇ 1 塩生植物とは
◇ 2 ホソバノハマアカザの耐塩性
◇ 海水と同じ体内の塩類濃度
◇ 液胞にナトリウムを貯蔵する
◇ 膨圧維持のしくみ
◇ 塩毛によるナトリウムの排出
◇ 3 マングローブの耐塩性
◇ 4 ヨシの広塩性の秘密
◇ 膨圧維持のしくみ
◇ ヨシの水耕栽培の結果より
◇ カリウムとショ糖で浸透圧を調節
◇ ヨシとイネのちがい
◇ ヨシの広塩性のしくみ
◇ 4 ナトリウム塩の有用性
◇ 1 サトウダイコンにチリ硝石
◇ 2 チリ硝石の効用
◇ 3 肥料としてのナトリウム塩
◇ 5 C4植物とナトリウム
◇ 1 C4植物とは
◇ 2 C4植物にとってナトリウムは必須元素か
◇4章 塩と微生物
◇ 1 海の中の微生物
◇ 2 土の中の微生物
◇ 1 土の硝化作用への塩の影響
◇ 2 窒素固定への塩の影響
◇ 3 塩を好む微生物
◇5章 塩と農業
◇ 1 塩類集積と農業の衰退
◇ 1 メソポタミア文明の崩壊と塩害
◇ 2 ナトリウム塩による土の悪化
◇ 3 塩類集積の世界的進行
◇ 2 塩性環境の農業利用
◇ 1 耐塩性の強い作物の利用と育種
◇ 2 塩生植物の利用
◇ 飼料としての利用
◇ 食料としての利用
◇ 製紙原料などへの利用
◇ 医薬品原料としての利用
◇ 燃料としての利用
◇ 好塩性藻類の培養による有用物質の生産
◇6章 塩と人間
◇ 1 塩と食文化
◇ 1 古代人の食と塩
◇ 2 塩蔵による食品保存
◇ 3 塩の摂取量の地域差
◇ 2 塩と政治経済
◇ 1 塩は貨幣がわり
◇ 2 ヨーロッパの岩塩産地は文化の中心地
◇ 3 塩の道
◇ 3 塩と工業
◇ 1 ソーダ工業の発展
◇ 2 塩の輸入国、日本
◇ 3 姿を消した塩田
◇ 4 魚文化の意義
◇ 1 水−塩−油の関係
◇ 2 魚文化は水を節約する
◇おわりに−塩と生物の共進化
◇参考図書
◇あとがき
棚番号C53
請求記号574--SM
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